つい最近、すごい発見をしちゃった。
他の人は持っていない力だけれども、自分にはある力。それは、
《他者の身体的痛みを自分のことのように感じてしまう》ということ。
私が当たり前に感じていた感覚が、実は当たり前ではないと知ってビックリ!
《え?!これって私だけなの?!》と気づいたと同時に
ここまで人と感覚が違うんだと笑っちゃった。
そんなお話。
《他者の痛い》は《自分も痛い》
夫が、メジャーリーガーの大谷選手が大好きで、よく試合を一緒に観ている。
先日の試合で、大谷選手が走ってスライディングした時、
(野球をあまり知らないから状況がうまく伝えられないけれども)
肩を痛めたらしく、苦痛の表情をしている。
それを観て、私も感じてしまう。
痛みを感じる訳ではないけれども、自分の身体がぞわぞわして、力が入らない感覚。
思わず身体をさすりながら、「ああー痛いよね。大変だ」と言うと、夫から衝撃的な一言。
「え??自分が怪我したわけではないのになんでそんな痛そうにしているの??」
私、めっちゃビックリ。
《え??この感覚、他の人は感じないの??》
ここで、HSS型HSPの共感性の高さを思い出す。
《あ、ここでも人と感覚が違ってくるのか》と思い、思わず笑っちゃった。
これが、HSS型HSP特有の力なのかは、よく分からないけれども、
確実に《私には感じる感覚》で《他の人(夫)には感じない感覚》だと思う。
確か、以前もこんなことあった。
長男が幼い頃、肘が抜けてしまうことがよくあり、その度に整骨院で治してもらっていた。
整骨院に行く道中も、整骨院の先生と話をしている最中も、子どもが治してもらっている最中も
私の身体はぞわぞわして力が入らない。とても立っていられなくて、座り込んでしまう。
そんな様子を見た義母(たまたま一緒にいてくれた)から
「母親でしょ!しっかりしなさい!」と言われた。
確かにその通りなんだけれども、感覚が体中を支配して、私はどうすることもできなかった。
そんな事も思い出して《そっか。私だけが感じていた感覚か》と納得した。
役には立たないけれども、大発見。
自分にとって当たり前のことが、他者には当たり前ではない。
自分では感じているのに、他者は感じていないこともある。
そんなことを発見できたことは、私にとっては大発見をした気分。
全く、ほんとに全く役に立たないけれども、なんか嬉しい感じもある。
今までだったら《人と違うこと=悪であり、恥ずかしいこと》と思っていたけれども、
そうではない。
ただただ《人と感覚が違うだけ》ただそれだけの話。
全く役に立たないし(二回目)なんなら不都合なこともあるけれども、
《こんなことを感じてしまう私なのね》と笑いながら受け止められた。
これは私にとっては、一番嬉しいこと。
あれから、大谷選手のニュースを観る度に身体をもぞもぞさせて「痛そうだな」と
言っている私に毎回、夫は「なんで自分が痛がっているの??」と言われているが、
その度に《この感覚、人には伝わらないんだろうなー》と思いながら
ニヤニヤしていた。そんな一日だった。
コメント