人と会うのが怖くなる時がある

 人と会うのが怖くなる時がある。

買い物や病院などは大丈夫だけれども、私が一番怖くなるのが幼稚園の送迎。

毎回ではないけれども、定期的にやってくるこの気持ち。

なんでだろう・・・。そんなブログ。

毎日、強制的に会う必要がある

 「幼稚園の送迎が怖い」という感情は、ほんと定期的にやってくる。

「怖い」の具体的な内容は「ママ友たちとの挨拶と会話」

同じ幼稚園で、苦手なママ友がいるわけでもないし、意地悪をしてくるママ友もいない。

むしろ、どの人も優しくていい人ばかり。

また、私がママ友との関わりの中で失敗した経験とかも特にない(多分)

毎日、それなりに対応できているはず。

更に、自分が生理周期の関係で、ホルモンバランスが崩れている訳でもない。

色々考えても、思い当たるフシはない。それでもなんか怖い。

なんでなんだろう。いつも疑問。

そんな時、夫に送迎を任せられたらいいけれども、毎回そんな訳にもいかない。

よって、「怖い」という気持ちを抱えたまま、毎日幼稚園に向かう。

結局、いつも通りに終わるだけ

 幼稚園到着。いつものように子どもたちを自転車から降ろす。

その間、近くにいるママ友と笑顔で挨拶、そして雑談。

雑談も、お互いバタバタしているから短めの雑談をし、長男を送り出した後、

「また後でね~」と笑顔で言いながら終了。

笑顔で終わったはずなのに、なぜか気になる先ほどの雑談。

《私のあの返し、大丈夫だったかな》

ちょっとした一人反省会をして、我に返る。

《ああまた反省会してた》

一人反省会から、現実の世界に戻ってくる。

 次は次男の対応。

次男は、登園時間が15分遅い。そのため、近くの公園で時間を潰す。

公園に入ろうとすると、近くで何度かランチをしたことがある、そこそこ仲の良いママ友たちが

神妙な顔でお話をしている。

その雰囲気の中に入る勇気は、私にはない。

そのため私は、「おはよう~」と笑顔で言いながら横を通り過ぎる。

そこで、また一人反省会。

《ああ。あそこで「なんの話してるの~」なんて言えたらもっと仲良くなれるのに》

《なんで私ってこんなにコミュニケーション能力低いんだろう》

我に返り、また現実の世界に戻る。

次男と同じ時間に入る子どもたちとママが公園で遊んでいる。

そこでもちゃんと《笑顔で挨拶》をする。

《コミュニケーション能力が低いから、せめてこれだけでもちゃんとできないと》

とか、軽く自分のことをけなしながら、言い聞かす。

そんなこと考えてはいるが、他のママたちとも軽くお話。

《ああ。ちゃんと「ママ」できてるね》と少し安心。

次男の送迎時間になり、幼稚園へ。

次男を送り出し幼稚園の門を出て、自転車に乗って、幼稚園から離れてからやっと一息。

《今日もなんとかできたーーーーー!!》

ここでやっと「怖さ」から少し抜け出して「安心」に変わる。

ちゃんと「ママしないと」と思って色々考えているんだ

 こうやって見える化すると分かる、私の感じている「怖い」の正体。それは、

「コミュニケーション能力の高いママでいないと」と思いすぎていること。

そして、うまくできないと自分で自分を責める時間が始まっちゃうこと。

(自分で始めているだけだけど)

 多分、私以外人は他のママたちと話すだけでこんなにも考え込まないし、自分を責めないし、

現実の世界から離れて一人反省会なんてすることもないと思う。

 しかし、良くも悪くも周りの状況を感知しやすい私のセンサーが、様々な情報をキャッチし、

その情報に対して「適切な対応はなにか」を判断、行動。

その後、すぐ反省会を始める。

そんなことを毎日やっているみたい。

 そうそう。いつもの私ってそんな感じ。

そんなに深く考えなくてもいいことまで考えているんだった。

これが通常運転だから普段気がつかないけれども、毎日そうしてる。

そして、一人反省会を毎日たくさんやり始めて、脳内に色々と情報が残った状態になるから

残留物が大きくなって、自分で気づいて怖くなるんだ。

 そんなことを気づいた、今日この頃。

《ああ、私また自分を責めてたね》

《ちゃんとしたママにならないとと思っていたんだね》

そんなことを自分に伝えてから

《よし!今日は自分の好きなことしよう!》と振り切って、私の大好きな図書館へ向かう。

素敵な時間。

 

 

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