相手は責めている訳ではないが、(と思うのだが)私が《責められた》と感じてしまう。
この感覚が昔からあった。
この感覚、結構辛い。
自分が、人と受け取り方が違うということを知らなかったので、
幼少期のころは、友人とも色々揉めた。(ような気がする。学生時代の記憶あまりないから
覚えていないけれども)
大人になって《私は人から責められたと感じやすい》と気がついても、それを
自分でどうにか修正することはできなかった。
そんな過去を振り返りながら自分を癒やすお話。
責められた!→落ち込むor反撃に出る
責められたと感じると、必ず私自身が大きく反応してしまう。
小学校時代は
責められた!→反撃→周りが引く→周りと距離ができる
という、サイクルを繰り返していた(ような)気がする。
おかげで周りにも嫌な思いをさせていたと思う。(本当ごめんなさい)
自分も、周りから引かれて距離を取られ(そりゃそうだわ)
周りと上手くやれない自分にどんどん自己嫌悪に陥る。
こうして、何度も失敗をしていくうちに、中学時代からは《責められた》と思っても
反撃をしなくなった。
その代わり、ただただ落ち込んでいた。
(でも、落ち込んでいるなんて絶対バレたくないから平気なフリしているけれども)
大人になって、自分自身で《私って責められていると思いやすいんだ》と気がついた。
そのたため、先輩、上司からのお言葉を頂いても
《これは責められている訳ではない。私の為に言ってくれているんだ》と思うようにして
頑張って《責められている》という感情から離れようとしていた。
しかし、実際は私の心は《責められた》と感じているため、
家に帰ると落ち込むこともたくさんあった。
その度に、身体は動かなくなったり、その出来事から頭が離れなくなったりした。
子どもを産んで仕事を辞めた時、少しほっとした自分がいた。
しかし、今度は夫からの一言で《責められた》センサーは反応してしまう。
しかも恐ろしいことに、夫から言われた一言には、すぐさま反撃に出るようになった。
私の夫は、とても優しく器がでかい人間なので、その度に
「オレは、責めたわけではないんだよ。」と笑いながら
私を落ち着かせてくれる。
そんな優しい人間だから私は反撃してしまうのだろうか。
そう考えると、それもまた自分の嫌な面を突きつけられているようで辛いけれども
夫は毎回見事に、綺麗にかわしてくれる。(感謝)
こんなことをしていたら、さすがに夫にも呆れられてしまうと思い、自分なりに
努力はしているけれども、数回に一回は反撃に出てしまう。
なんてこった。
相手がどうとかではなく「自分がどう思ったのか」を知る
HSS型HSPの勉強をしているうちに気がついたこと。
それは、《自分自身が本当は何を思ったのかをしっかり捉えることが大事》ということ。
今回に関しては《責められた》と思っていても
《いやこれは責められた訳ではない。相手は事実を言っているだけだ》
《また私の被害妄想癖が始まった。私は責められていないんだ》
と、思っていたが、そうではなくちゃんと
《責められたと思ったんだね》と自分自身に伝えてあげることが大事だと思う。
《責められたと思うことは悪いこと》とずっと思っていた私は、この
《責められたと思ったんだね》が、なかなか言えなかった。
しかし、いざ言ってみると見えてきた私の本当の気持ち。
学生時代は《本当はみんなと仲良くしたいし、仲間になりたかった》
社会人時代には《尊敬する上司、先輩から認めてもらいたかった》
夫には《大好きな夫に共感してもらいたかった。優しい言葉をかけてもらいたかった》
と、色々思っていることに気がついた。
《そっか。そう思っているんだね》
ってまた自分に伝える。
《そんなこと思うなんてワガママだよ》という気持ちもあるけれども、
自分自身が感じたことで、誰にも迷惑をかけていないのならば、自分だけは
ちゃんと認めてあげないといけない。
そんな気がして、受け止める。
そうすることで、また一つ、自分の気持ちに気づけたし、身体から力が抜けて
少し気持ちが軽くなる。
よかった。これでいいんだ。
また、責められたと思うこともあるかもしれないし、その度に
反撃に出る自分の態度は改めなければいけないけれども、(笑)
《責められた》と思う気持ちを持ったら、優しく声をかけていこう。
そう思えたある日。
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