先日、子どもの幼稚園の先生との面談があった。
面談というイベントは人生で3回目。なので、だいぶ私も慣れてきた。
このイベントで一つだけ、自分の中で頑張ろうと思っていたことがあった。
それは、《泣かない》こと!
恐らく、私以外の方々は幼稚園の面談で泣いたりはしない。そんなこと分かっている。
だけれども私は、泣く可能性があることも分かっている。
だから、泣かない!
そう思い、挑んだ面談だったが、やっぱり泣いちゃった、そんなお話。
子どもの今の様子
長男は、以前から幼稚園は毎日楽しそうに行っているが、お友達とのコミュニケーションの
取り方がまだまだ課題があると、親から見て感じていた。
積極性はあまりなく、お友達と遊びたいときは「いれて」の一言が言えず、
サラッと輪に勝手に入ってしまう。
そのため、お友達から「こないでよー」と言われたこともある。
幼稚園ではそんなことがあっても、なんとかやれているし、本人も困った感はなさそう。
しかし、そんなやり方だと、これから先、本人が困ってしまうのではと心配するのが親の本音。
幼稚園の先生にも聞いてみたりしたけれども、幼稚園でも同じような感じらしい・・・。
さて、この課題をこれからどうしようか・・・
それを幼稚園と共通認識として意識できるようにしようと、夫と確認し、いざ面談へ向かう。
子どもの成長、そして先生ありがとうございます!
面談が始まり、担任の先生から普段の様子を伺う。
やはり、お友達と遊ぶことが好きだけれども、どうしても躊躇している姿が見られるとのこと。
しかし数週間前、仲の良いお友達がブロックで遊んでいるところを近くで眺めていた息子が
ついに「いれて」と言えたとのこと!
先生から「○○くんが殻を破ってくれました!かっこよかったです!
その瞬間を見られて、私はとても嬉しかったです!」と笑顔でお話してくださった。
ダメだ。もう泣いちゃいそう。必死に堪える。
開始まだ5分程度でもう辛い(泣かないことが)
また、副担任の先生が外で他の子どもたちと遊んでいたところ、息子がやってきて
「ぼくもやりたい」と言ってくれて、一緒に喜んだというエピソードも!
最後に先生から
「○○くんは、とても真面目で緊張しやすい所があるかもしれません。だからその分、
言いたいことも言えないのかもしれません。しかし、副担任の先生と話していたのは、
○○くんが少しでも安心して幼稚園で過ごして、自分の気持ちを言えるようになってほしいこと、
そして、言っても大丈夫なんだと思ってもらえるようにこちらも頑張りたいと思います」
と、言われ、もう我慢できない!泣く!
子どもの成長にも感動するし(あの子も頑張っているんだな)、
先生の見守っている気持ちと、今後についても考えてくれている姿
(そこまで考えてくれてるんですね)
に、もう私の中の私は涙が止まらない。
いやでも、そんな時でも考えられる私の頭。
《普通、こんな場面で泣く人はいないだろう》
そのため、もう必死に必死に泣いていることを隠す私。
泣いてるのバレたら恥ずかしいもんね笑
「ああ、先生ありがとうございます~嬉しい~」なんて言いながら・・・。
先生に泣いてるのバレているような気もするけれども、とりあえず面談は終了。
泣かないは至難の業
面談後はどっと疲れた私。
面談という、あまり慣れていないイベントがあったこと、それに併せて動かなければいけないこと、
そして、何より、面談で様々な感情が動き出した結果、泣いてしまった私を必死に
隠そうとしたこと。それらが重なって、家に帰るとあまり動けなかった。
子どもが日々、成長していることも嬉しいし、それを一緒に喜んでくれてることも嬉しい。
さらに、今後についてしっかり考えてくださっている姿にも感動と頼もしさを感じる。
そして、一個私も発見。
《感情が発生する場面で、泣かないって難しい!》
何度も思うけれども、普通こんな場面で泣かないと思う。しかし泣いてしまうのが私。
いや~この癖、どうにかしたいな-・・・笑
ちなみに、夫に面談の詳細を伝えた時も、また泣きそうになった。
そんな私を、すごく引いた目で見ていた夫。
そうだよな~引くよな~
そんなこと、思った素敵な日。
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