自分の未熟さを知る

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 数日前、子どもにとてもきつい言い方をして叱ってしまった。

叱ったというより、怒ってしまった。感情的に。

 その後も、子どもの顔を見られないくらいイライラしていた。

なんでこんなにイライラするんだろう。

反省をこめて、自分の中の自分に問いかける。

 自分の中の自分は

《母親なのに子ども相手に感情的になってしまった》

と、反省している自分もいれば

《子どもたちが冬休みに入ったから余裕がなくなってるんだな。仕方ない》

と、自分を擁護している自分もいれば

《こんなことするなんて、母親失格だ!》

と、自分を責めまくっている自分もいる。

 そうだ、いろんな感情があるから、自分の感情が収まらなくて《イライラ》という

状態になっているんだ。

一つひとつの感情に共感をしていく。

自分を擁護している自分に共感すると《子どもに最低なことしたのに、自分のこと擁護するな!》

という、また別の感情も出てきて、それも共感する。

すると、少しずつ落ち着いてくる私の感情。

 しかし、ここでポッ、と出てくる、ある一つの思い

《子どもなんだから、親である私の言うこと聞いてよ》

という、言葉。

 そっか。私、こんなこと思ってたんや。

私は、子どものことが好きだし、愛している。

子どものためになると思ったことは、積極的に取り入れてきたし勉強もした。

その中で、《子どもの意見を尊重すること》や《子どもを一個人として見ること》

を大事にやってきた。・・・はずだった。

しかし、根本の根本は《私の言うことちゃんと聞いてよ》と思っていた。

そっか、だから言うこと聞かなかった子どもにめちゃくちゃ感情的になって

怒ってしまったんや・・・。

 はあ~~~まだまだ未熟な人間やな~私。

それなりに子育てできてるって思っていたけど(これも自分の中にある、調子乗ってる自分)

実際は全然やったな。

こんなんじゃ、いくら勉強しても、根本でそんなこと思っていたら、また同じ失敗しそうやな。

そうならんように気をつけないとあかんな・・・。

と、ここでやっとしっかり反省した。笑

ここまで思えたら、自然と子どもの顔が見られた。

子どもはいつもの可愛い笑顔で、私に話しかけてくれている。

《可愛いな~。この笑顔大事にせなあかんな》と、いう気持ちと

《子育ては個育てって、ほんまうまいこと言うよな~》と、そんなこと思った日。

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