HSS型HSPのお正月

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 子どもたちが冬休みのためまだ余裕はないけど、夫の仕事が始まり、少しずつ

お正月気分が抜けてきて、日常に戻りつつある。

少しほっとする~~

2023年に、自分がHSS型HSPの特性を持っているということを自覚して、

2024年に、本格的にHSS型HSPについて勉強を始めた。

そのため、少しずつ自分のことが分かってきたり、動揺してもなんとか自分の力で

落ち着けるようにもなった。

《これで少し、生きやすくなったな》と思っていた所だった。

しかし、今回のお正月では、《自分はこんなにも人と違うんだ》と思い知らされた

お正月でもあった。

 年末年始に入ると、夫が仕事が休みになり、夫が積極的に子どもたちと関わってくれて

私の心にも余裕が出ることもあった。

その点に関しては、とても有り難かった。

しかし、年末年始ということでその分、予定も色々入る。

今までは、自分のペースをなんとか保ちながら行動できていたけど、そうはいかない。

毎日のように予定が入り、毎日のように誰かと会う。

 お正月は、人によって動き方がバラバラだ。

「お正月だから」と言ってゆっくりする人もいれば「お正月だから色々準備しないと」と

忙しく動いている人もいる。

忙しく動いている人は、周りにいる人たちのために動いてくれている。

本当にすごいことだと思うけど、時にはその人たちが、あまりにも動きすぎて

余裕がなくなっているようにも、私からは見えてしまう。

私がお正月に会った人の中には、余裕のなさから周りへの言い方や視線、振る舞いがいつもと違った。

いつもと違う対応をされてしまうと、私はそれだけで戸惑ってしまう。

私には、相手から「トゲ」が現れて、私に突き刺してくるような感覚。

その「トゲ」を見ないように、そしてその「トゲ」を見て動揺しないように、

こちらも最大限の努力をしてみるけど、それでも相手の「トゲ」を取れる程の動きが

私ができなかったり、逆にその「トゲ」に更に刺されてしまうことがある。

そんなことを日中繰り返して(感じて)、夜に疲れ切っていることが多かった。

その度にその場面を振り返り《私、あの時こう思ったんだね》と自分に話しかけ

自分の感情を消化して、動揺した気持ちを落ち着かせていた。

しかし、それでも毎日その「トゲ」に刺されてしまうと、自分で気づかないうちに

少しずつ、自分の心に溜まっていってしまった。

 私が辛かったのはもう一つ、「このトゲが、私以外には見えない」ということだった。

私には確実に感じている、見えている「トゲ」が私以外の人には見えていないため、

私の周りの人は「私がなぜこんなにも疲れているのか」が理解できない。

この《自分には確実に感じるトゲが、人には見えない》という状況が、私にとっては

とても辛く感じた。

《自分だけが感じている=自分だけが気にしている》

《私は、人と感じ方が違う》

《自分はやっぱり人と違う》

ということを実感してしまう。

誰にも理解されないこのトゲ、そして感情の波、そしてそこから発生する疲れ。

自分がHSS型HSPの特性を持っているということをはっきり理解していたはずなのに

こんなにも人と違うということを知ってしまい、めちゃくちゃ疲れてしまった。

 《人が分からないからこそ、自分の特有の感性なんだ》とポジティブに肯定できれば

いいんだけど、それができなかった。

 結局、お正月は正直疲れた。もうお正月も冬休みも全て終わって、

いつもの日常に戻って欲しい。

ずーーーっと思ってた。

  

 思うことは色々あるけど、とりあえず今はゆっくりしたい。

誰かの視線、態度におどおどしないで、動揺しないで、ゆっくりしたい!!

そう思ったお正月。

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