人の優しさ

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 人の優しさに触れると、とても感動しちゃう。

感動して、身体の内側から嬉しくなるし、自分も人に優しくできる人間になろうと思える。

HSS型HSPの私は、ちょっとしたことで感動しちゃう。

《ああ、優しい人だな》程度ではなくて《世の中にこんな素敵な人がいるんや!》と

ビックリして《ああ、この世の中って私が思っているより、優しい世界なのかも知れない》

とまで思っちゃう。

ここまで感動しやすい自分はイコール、

「ちょっとしたことでも感動できる人間」ということ。それは良い半面、心のどこかで

《こんな人間は人に騙されやすいから気をつけないと!》と、意気込んでいる私もいる。

私、誰かに騙された経験があるのかな??笑

そんな記憶はないけど、せわしなく自分の頭は動いている。笑

 以前、幼稚園のママ友に、お返しを頂いたことがある。

私がある行動を取って、それに対するお返しということ。

しかし、私としてはそんなお返しされるような、すごいことをした訳ではない。

それなのに、わざわざお返しを用意してくれた。

嬉しい反面、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

《私、気を遣わせたかな??》

と、家に帰って少し悩んじゃうくらい、気になってしまった。

いつもの一人反省会の始まり!笑

 しかし、その数日後、そんな一人反省会を終わらせられた事件があった。

私が、マンションの敷地内で財布を落としてしまった。

最初、どこで落としたか分からなかったため、その日、利用したショッピングモールに電話し、

車や家中、マンションの敷地内などいろんな所を探し回った。

それでも見つからなかったため、財布に入っている全てのカードを止めた。

夜の11時までバタバタして、もう疲れ切っていた。

 最後に、《しばらく自分の家のポスト見てないな》と思い、ポストを見ると、

私の財布が入ってる!!

中身も全部そのまま!!

きっと誰かが見つけてくれて、住所を確認して届けに来てくれたんだ!!

ずっと一人で不安の中、探し回ってクタクタだったところから、自分の財布を見つけ、

さらに、人様の優しさに触れて、安堵感と感動で家で泣きそうになっちゃった!笑

 《世の中にこんな素敵な人がいるんだ》と思うと、どうしてもそのままに出来ず、

次の日の朝、マンションの管理人の方に相談し、誰が財布を拾ってくれたのかを

確認してもらった。そして、もし分かった時用に、お返しの品も用意して

私は待っている。

私が財布を拾ってもらって嬉しかったこと、感動したこと、こんな素敵な人がいるなら

私の出来るやり方で、その嬉しさをお返ししたい。

 ・・・と、ここまできて、以前お返しをくれたママ友のことを思い出した。

あのママ友は「嬉しかったから」と、笑顔で私に言ってくれた。

そっか、気を遣わせたかなと、少し一人反省会をしたけれども、きっとママ友も

嬉しい気持ちをそのまま、私にくれただけなんだ、と、思った。

なのであれば、《気を遣わせた》なんて変に気にするよりも、しっかり受け止める方が

失礼じゃない気がする。

そう、素直に思った。

 今度、会ったときにそのママ友に「いただいた果物、めっちゃ美味しかったよ!ありがとう!」

と、私も笑顔で返そう。

一人反省会をするんじゃなくて、嬉しい気持ちをそのまま返せるような人になろう。

そんなこと、考えた先週のある日。

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