HSS型HSPは一人反省会を頻繁に開催しているというのを本で学んだ。
この発見は、自分の人生でかなり大きな発見だった
《あっ私以外にもやってる人がいるんだ!》という嬉しさと
《やっぱり私って、人よりも気にしすぎな人間なんだ》という、改めて自分にがっかりした
感覚だった。
でも《私だけじゃないんや》っていう安心感の方が高かったかな。
私にとって一人反省会って、もはやクセみたいなもので、誰かと話す場面があれば
もうセットで勝手にやっちゃう、みたいな感じ。
どんだけ上手く話せているように感じても、話が盛り上がったように感じても
《あの時のあれ、大丈夫だったかな》
《私、ちゃんと喋れてたかな》という気持ちが後から沸いてしまう。
最近は《あっまた始まりました一人反省会~~~》という実況アナウンサーのような自分が
現れて、《今、一人反省会、やってますね!!》とわざわざ言ってくれる。
だから、《はっ!私ってば、また始まってた!》と自分でちゃんと気づけるようになった。
おかげで一人反省会の時間も大いに短縮できるようになった。
この《あ、今自分、一人反省会してるな》という意識が芽生えると
自分の感情が一つひとつ整理されていく。
《そっか。自分はもっと上手く話せると思ってたんだ(実際は上手く話せず落ち込んでいる)》
《そうだ、私は誰とでも仲良くできる、明るくてコミュ力が高い人間になりたいと
常に思っているんだ(実際はそうではなくて現実の自分にうんざりしている)》
という、自分の中の《理想の自分》と《そうではない自分》をハッキリ見つけられる。
そうすると、《私って、なんやかんやいつも頑張ってるよね~~~》と思えてくる。
相手と一生懸命頑張って話そうとしている、でも上手くいかなくて、落ち込む自分を
優しく抱きしめようとする自分がいる。
理想と現実が違っても、多少空回りする自分がいても、そして後で人知れず落ち込んでいる
自分がいても、笑って受け止められるようになる。
この《笑って受け止める》は、とても小さなことだけど、自分にとっては安心に
繋がってくれる。
人生、安心よりも不安、心配、恐怖の方が多い(と私は思っている)から、
この安心感が、自分のこれから生きるための、次に進むためのステップになっている。
ここまで思える私、めっちゃ成長やな~~~
と、しみじみ思う。
まあ、一人反省会は相変わらず開催しているけど。
行動は変わってないけど、気持ちが変わってきた。
それが実感できたつい最近。
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