自分だけの世界

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 今日は、長男だけ幼稚園お休みの日。

近くの広場に行って、一緒に遊んだ。

最初は一緒に遊んだけど、途中から長男の一人だけの世界が始まり、楽しそうに遊んでいる。

私には分からない言葉で、私には見えない世界を、十分に楽しんでいる様子。

楽しそうだな~~と見ていると、昔を思い出す。

 そういえば私も、自分だけの世界があったな。

自分だけの、安心できて、心から楽しめる世界。

そんなの作って、その世界にのめり込んで遊んでた。

それが楽しくて、自分を解放できる場所で、リフレッシュできる場所だった。

 私の場合、その世界は自分の部屋であったり、私しかいない空間で楽しんでいた。

でも、あるときそれを母親に見られてしまった。

私が一人で喋っているのが気になったのか、心配になったのか、不気味だったのか分からないけど、

私が楽しんでいる部屋を、ノックもせずそーーーーっと見ていた。

その瞬間の恥ずかしさと、母親の変なものをみるような表情。

今でもハッキリと思い出せるわ~~~~笑

あの時の感情と、母親の表情、視線を感じ取り

《こんなこと、やっちゃいけないんだ》と悟り、それからはあまり一人の世界を

作らないように、のめりこまないように、楽しまないようにしていた。

 でも本来の私って、想像力というか、妄想力が高いので、

ついつい一人の世界を楽しもうとしちゃう。

その度に《はっっ》と気がつき《今、周りから変な目で見られていないよね?!》と

あたりを見渡してしまうことがたまにある(というか、よくある)

 

 我が子もいつか、一人の世界なんて作らなくなるのかな。

もしくは、《一人の世界を作って楽しむなんて恥ずかしいことだ》と思って

やめちゃうのかな。なんて、考えた。

「一人の世界を楽しみすぎて、現実の世界を置いてけぼりにしたり、一人でニヤニヤしちゃう」

のはよくないと思うけど、

「一人の世界を作って、そこで時々自分を解放させて楽しんでリフレッシュする」のは

悪いことじゃないと思うよ。むしろ素敵なことだと思うよ。

 そんなことを分かってもらえるように、私はちゃんと子どものいる部屋には

ノックして入ってあげないとと、そんなことを妄想していた。

あかん。自分も一人の世界に入り込んでた。笑

しばらくして、子どもが現実の世界に戻ってきて、笑顔で私の所にきた。

そんな素敵な一日。

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